留学やワーホリで1ヶ月以上海外に行くことになったけど、そういえばお金ってどうやって管理したらいいんだろう?
ATMとかでお金はおろせるの?
そんな海外にあまり行ったことがない方のために、奥さんとセブ島へ3ヶ月英語留学に行って現在カナダにワーホリ中の僕が、海外へのお金の持って行き方をお話ししたいと思います。
・海外で長期滞在するときのお金の管理方法
・現金を持ち歩くのはなぜ危ないか
クレジットカードと新生銀行のカードを持っていけばとりあえず間違いないですよ。
海外でのお金の管理はクレジットカードと海外対応のキャッシュカードを併用するのがベスト
海外に行くと言っても、1〜2週間程度の旅行なら現金で十数万円も持っていけばどうにかなると思います。(行く場所とお金の使い方によるけど)
※あとで詳しく説明しますが、こういう現金決済主義の日本人的なお金の持って行き方は海外ではリスクになるのでやめた方がいいんですけどね・・・。
たとえば留学なんかで3ヶ月滞在することになったらどうしましょう?
さすがに50万も60万も現金で持っていくのは危ないって思いますよね?
その現金を保管するための金庫が必要になっちゃいますよね。笑
なのでこういった数ヶ月間以上の長期滞在の場合、現金をそのまま持っていく以外の方法を考える必要があります。
具体的には「クレジットカード」と「海外対応のキャッシュカードで現金化する」という2刀流で臨むのがベストです。
普段の買い物はクレジットカードですると良い
日本ではクレジットカードでお金の支払いをする人ってあんまりいなくて、基本的にどこへ行くにも現金を持ち歩いて支払いをしていますよね。
なんかイメージではお金持ちの人が現金を持たないでクレジットカードで決済している感じです。
しかし海外でのクレジットカードの普及率はスゴいです、レストランでの会計はもちろんのこと、普通にスーパーとかの買い物でもけっこうな割合の人がクレジットカードで決済しています。
クレジットカードではなくデビットカードの場合もありますけどね。
実際には一口に海外と言っても国によって事情はさまざまなんですが、少なくとも留学やワーホリでの行き先になる欧米圏やアジアの国々は後進国や発展途上国ではないので、そういった国のほとんどではキャッシュレス化が導入されているのでクレジットカードが全然使えないということはありません。
海外でクレジットカード決済をするメリット
海外生活でクレジットカードを持つメリットといえば、まずはキャッシュレス化(現金を持たない)があげられます。
クレジットカードなら現金を持ち歩く必要もないので安心だし、もし紛失・盗難の被害にあってしまってもカード会社に連絡すればすぐに使用できないようにしてくれるので不正使用される心配もありません。
そしてお釣りが出ないので小銭を持つ必要もなくなり、お財布がスッキリするのはなかなかのメリットですよ。
2つ目は為替手数料と比べてもクレジットカードの手数料の方が安い場合が多いということです。
これはどういうことかというと、もし現金を持って行こうとした場合、日本円を自分が行く国の通貨に両替しなければいけませんよね?
空港だったり銀行だったり現地の両替屋さんで両替するわけですが、この時に両替手数料というものがかかります。
両替してくれる人たちもビジネスでやってますので、両替の際に手数料をもらって利益にしているわけですね。
たとえば日本の銀行の場合は1アメリカドルあたり2〜3円程度の手数料がかかるようです。
それに対してクレジットカードの場合、本来一括払いであれば手数料はかかりませんが、海外でクレジットカードを使用する場合は一括払いだとしても1〜2%程度の手数料がかかります。
かなりざっくりした計算例ですが、
20万円を両替した場合とクレジットカードで使用した場合の手数料の差は以下の通りとなります。
◎20万円を2000USドルに両替(USドル):
手数料=6000円(1USドルあたり3円で計算)
◎20万円分の買い物をクレジットカードでした場合:
手数料=4000円(手数料2%で計算)
この通り、多くの場合はクレジットカードの方が両替をするよりも安く済むので結果おトクになるというワケです。
もしまだクレジットカードを持っていないのであれば渡航前に必ず作っておきましょう。
海外に行く上でド定番なのが三井住友VISAカードです。
またインターネット経由で申し込めば初年度の年会費が無料で作れるのでおすすめです。
海外で大金を現金で持ち歩くのは絶対にやめたほうがいい!
海外だからっていうかこれは本当は日本でもやめた方がいいとは思います。
どこまでを大金と考えるかですが、個人的には数万円でも現金では持ち歩かない方がいいと考えています。
僕も日本にいた時は現金決済主義者で常に財布には数万円を入れて持ち歩いていましたが、カナダにいる現在は硬貨と紙幣を合わせて20ドル分くらい財布に入れているだけで、あとは現金は持ち歩いていません。(理由は後述します)
日本にいた時は現金を持ち歩くのが当たり前だったので全然こんなこと考えませんでしたが、現金を持ち歩くという行為は日本だとしても普通に色んな面で危ないんですよね。
スリ・ひったくり・カツアゲ(笑)の被害にあう可能性もあるし、海外だったら強盗にあう可能性があります。
僕が留学で行っていたフィリピンのセブ島では、夜中に暗い道を歩いているとかなりの頻度で強盗にあうと先生が言っていました。
あとは財布をなくした場合も基本的に現金は帰ってこないですよね。
なので本当は日本であっても、無くなってもそこまで悲しくならない程度の現金を入れて、あとは基本キャッシュレスにした方が良いんです。
まあこれだけ日本で現金で支払う文化で根付いているのも、世界的にみれば日本の治安が良い証拠なんだとは思いますけどね。
何でもクレジットカードで支払えるわけじゃないので現金も必要
海外ではクレジットカード決済が主流ですが、とはいえ何でもかんでもクレジットカードで支払えるわけじゃありません。
たとえばバスや電車なんかの交通機関は硬貨じゃないと支払いが出来なかったりすることが多いです。
カナダの場合、SUICAみたいなカードにチャージして支払ったりも出来ますが・・・。
あとは個人で経営している小さなお店なんかではクレジットカードが使えない可能性もあるので、やはり現金をまったく持たないというのもそれはそれで不安があります。
だけど海外への長期滞在には現金を持っていかない方が良いと言ったくせに、やっぱり現金は必要ってどうすりゃいいんじゃい!と思ったかもしれません。
こういう時は日本みたいにATMで現金をおろせばいいんです。
そう、実は海外でも日本のキャッシュカードが使える場合があるんです。
海外のATMに対応しているキャッシュカードなら新生銀行の一択だと思う
たしかに海外でもATMが使えるんですが、海外のATMに対応している日本のキャッシュカードは少ないです。
僕はセブ島への留学に行く前に新生銀行で口座を作りました。
ここのキャッシュカードは海外のATMでも対応していて、さらにネットバンキングのサービスまで使えるのでかなり便利です。
海外で日本の口座が使えるというのはかなり便利なことなんです。
具体的にどう便利なのか2つのポイントに分けて説明しますね。
1.日本から日本円で振り込んでもらって現地の通貨として引き出せる
これがすごいメリットです。
通常日本から外国に送金しようとしたら、数千円の送金手数料がかかります。
しかし新生銀行なら日本国内で振り込むのと同じように振り込むことができます。
これの何が便利かと言うと、たとえば留学生なら両親にお金を振り込んでもらうこともあるでしょう。
そういう時に新生銀行なら普通に口座へ日本円で振り込んでもらえば、滞在先の現地のATMで、たとえばカナダならカナダドル、フィリピンならペソと、現地通貨が新生銀行の口座からおろせるのです。
2.ネットバンクから振込も出来る
これは人によっては便利な機能です。
新生銀行にはネットバンク機能がついているので、世界中のどこにいても日本の口座へ振込が出来ます。
たとえば親にお金を送りたいとか、別の日本にある口座から引き落としがあるからお金を移したいとかそういう時にこの機能が役に立ちます。
個人で加入している保険料などの引き落としで、仮にその口座の残高が足りなくなってしまったとしても、海外に行っていたらどうしようもないですからね。
新生銀行だったらもしそういう事態になってもネットから振込めるのでかなり便利です。
あ、ただし現地通貨の入金は出来ません。出来るのはあくまで振込と出金だけなので注意してください。
つまり現地で稼いだドルなんかを新生銀行の口座に現地のATMから入金したりは出来ないので気をつけてください。
まとめ
今回はどちらかというと留学に行く人向けにお話しました。
ワーホリの人は現地で働くために現地の銀行口座を作る必要があるので、その時にだいたいクレジットカード機能付きのカードを作ってもらうからです。
海外現地での銀行口座を持っていれば入出金もATMの利用も問題なくすべて出来るので、それがベストです。
留学の人は数ヶ月程度であれば口座を作るまでもないので今回紹介した方法がベターだと思います。
でもワーホリでも新生銀行の口座を持っておくと、万が一お金がなくなった時に日本から日本円で振り込んでもらって滞在先のATMで現地通貨をおろせるのでかなり便利ですよ!
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