セブ島への語学留学(英語)を考えている大学生、社会人のあなたへ。
もちろん予算の都合もあるとは思いますが、果たしてどれくらいの期間、留学に行くべきなのか悩ましいところなのではないですか?
実際にセブ島へ留学に行っていた僕がどれくらいの留学期間がベストなのか、またその理由について解説していきます。
ちなみに僕はカナダへのワーホリのため、英語初級者の状態(Be動詞や、現在形とか過去形の超基本の時制が分かる程度)で3ヶ月留学に行き、英語で簡単な日常会話ができる程度には英語力を身に付けました。
結論からいうと、セブ島へ行く多くの人にとって「3ヶ月間」がベストな留学期間であると僕は実際に行ってみて感じましたよ。
僕の主観100%で何の根拠もない記事ですが、実際に留学した人間の感じたこととして多少参考にはなるはずです。
・セブ島への留学期間は3ヶ月をオススメする理由
・その他の留学期間(1ヶ月や3ヶ月以上)について
なぜセブ島への留学期間は3ヶ月がベストなのか?
ちなみにこの記事は「セブ島への留学を検討している人向け」ということで、前提として英語のレベルは超初級者〜中級者程度であると想定した上での内容になっています。
なぜならそれ以上のレベルである中級者以上〜上級者の英語学習者はセブ島への留学は基本的にしません。
そういう人はオーストラリアやカナダ、イギリスなど英語圏の語学学校または現地の短大や専門学校、大学などに通う人が多いからです。(ソースは僕の体感)
あなたの英語力がどのくらいかはこの記事を参考にしてみてください。
「こんなの楽勝で分かるわ!アホか!」という人は英語中級者かそれ以上です。

話を戻しますが、英語レベルが超初級者〜中級者くらいの人は3ヶ月を留学期間の目安にするのが良いと僕は自身の留学で感じました。
きちんと統計をとった訳でもないので根拠のない話なんですが、僕の経験では留学における英語力の伸び方って以下のグラフのような感じなんですよね。
実際僕の通っていたセブの英語学校では入学時と1ヶ月毎に英語レベルを測るテストを実施していたのですが、自分の成績も他の生徒の成績の伸び方もまさにこんな感じでした。
最初の1ヶ月間がいちばん英語力が伸びるんですよね。
とくに初級者の人はこの傾向が強いんですが、その理由としてはまず英語を話すことに慣れるし、知らない単語や文法をドバッと頭にインプット出来るので「すごい英語レベル上がってる感」が自分でも実感できるんですね。
そしてこの英語力の伸び率は留学期間が長くなるほど鈍化していき、3ヶ月目くらいをピークにあとはかなり緩やかになっていく傾向があるなと感じました。
6ヶ月留学していた日本人の友達がいたのですが、後半の2〜3ヶ月はテストの成績もほとんど変化がなかったようです。
ただ3ヶ月以上の留学がぜったいにダメなわけではなく、やり方しだいでは英語力を伸ばすことは大いにできると思います。(詳しくは後述します)
セブ島での留学期間ごとの英語力の変化と感じること
さて、それでは僕が留学して実感した英語力の変化を各期間ごとに解説してみます。
だいたい留学しにくる人の留学期間は1週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、3ヶ月以上という括りが多いです。
その中でもいちばん多いのはやっぱり3ヶ月。
留学エージェントなんかもきっと3ヶ月がちょうどいいと言うんでしょう、それは事実だと思います。
「3ヶ月以上」のところは長期滞在していた僕の友人達を見て、僕が感じた内容です。
実際のところ英語の伸び方なんて人それぞれなんですが、これを見ればそれぞれの留学期間を過ごすとどんなことを感じるのか、なんとなく分かるかなと思います。
セブ島留学1週間
圧倒的に時間が足りないです。笑
通常どの学校でも授業は月〜金曜で土日祝日休みのはずです。
そして初日はオリエンテーションなので、1週間とは言いつつも実際に授業を受けられるのはたったの4日間のみ。(!)
4日間ではさすがに英語が伸びるもクソもありません。笑
こういう期間で来ている人は、夏休みなどでバカンスを兼ねているか、本格的に留学する前に学校の実情を知るためお試し的に来ている人がほとんどです。
1週間の留学で英語力が伸びることは100%ないと断言できます。
1週間が経って感じることは、英語を話すこと、英語で授業を受けることに抵抗がなくなり始めることです。
セブ島留学1ヶ月
英語がからっきしだった人は、いちばん英語の伸びを実感する期間。
2週間くらいすると英語での授業や英語を話すことに恥ずかしさや抵抗を感じることは完全になくなります。
そして日常会話でよく使うフレーズや基礎的な文法を教えてもらえるので、0だった英語力が1→5→10と伸びていき、グングン英語が話せるようになっていると感じるはずです。
定期テストの結果も、初日のテストの時よりも良い結果が得られる人がほとんどです。
1ヶ月が経って感じることは、まだまだ自分の伸びしろを実感するので「物足りない!」と思うはずです。
セブ島留学2ヶ月
まだ英語の伸びを感じる時期。
クラスも1対1の授業からグループレッスンの比率が多くなり、同じくらいのレベルの生徒たち(4〜8人くらい)と1つのテーマについて意見を話し合ったりします。
この「同じくらいまたは自分より少しレベルの高い人と話す」というのが英語を伸ばす上ではすごく良い経験になります。
アメリカ人やイギリス人などのネイティブスピーカーはもちろん、あまりに英語を話すのが上手い人といきなり英語で会話しようとすると、相手が何を言っているのか理解出来ずに撃沈して心が折れます。笑
言っていることが拙くても、同じくらいか少し上のレベルの人と会話するとちゃんと会話になって意思疎通できるので、すごく英会話が楽しいと思えるはずです。
定期テストでも1ヶ月目より良いスコアを取る人が多いです。
2ヶ月が経って感じることは、カンタンな表現で日常英会話を話すことができるようになり、いちおう「英語が話せる」状態になったと実感すること。
セブ島留学3ヶ月
留学にもすっかり慣れ、もはや学校でも古株的な存在に。
基礎的な時制を含む文法や表現などの学習を終え、2ヶ月目を過ぎたあたりから英語の伸び方がにぶくなっているなと感じ始める。
定期テストのスコアも2ヶ月目と比べるとそこまで伸びがなくなる。
むしろ変化がなくなる人もチラホラ出てくる。
3ヶ月が経って感じることは、「ちょうどいいかな!帰ろう!」ということ。笑
セブ島留学3ヶ月以上
3ヶ月目までを読んでもらえれば分かるかと思いますが、このままこれ以上の期間を過ごしても英語力の伸び方はかなーりゆるやかです。
冒頭でも書きましたが、現地で知り合った日本人の友達は6ヶ月留学していましたが、残り2〜3ヶ月はテストの結果も変わらないと言っていました。(僕が知り合ったのはその人が留学5ヶ月目くらいの頃)
僕が思ったのは、3ヶ月以上留学するのならコースを変更した方が良いなということです。
セブ島にある英語学校の多くは、通常の授業コース以外にもいくつかのコースを設けているところが多いです。
僕が通っていた学校も日常会話レベルの英語習得を目的としたゼネラルコースというものの他に、TOEICやTOEFL対策コースやIELTSコース、ビジネス英会話コースというものがありました。(僕は3ヶ月間ずっとゼネラルコースでした)
例えばもし6ヶ月留学するのであれば、すべてゼネラルコースにするのではなく、4ヶ月目からはTOEICコースやビジネス英会話コースなどに変更した方が英語の伸び方は良くなるかもしれません。
しかしそれらのコースは基本的に通常コースよりもレベルが高いので、3ヶ月目までにある程度の英語力に達していないと変更しても授業についていけない可能性があるので注意が必要です。
まとめ
以上、セブ島に留学する期間は3ヶ月がベストである理由と、留学期間ごとに感じるであろう所感をまとめてみました。
ちなみにこれは大前提ですが、セブ島に来て常夏で物価も安いからって遊んでばっかりじゃもちろん英語は伸びません。
少なくとも宿題や復習をキッチリやって日々の授業を自分の中に消化していければ、上で書いたような成長具合を実感できるはずです。
あと留学前になるべく自分で勉強しておくこと!これはかなり大事です!
特に初級者ほどやったほうが良いです。
以下の記事で留学以外の英語学習方法について触れていますので良かったらどうぞ。

セブ島の留学については他にもいろいろと記事を書いているので、いま留学を検討しているのであれば読んでみてください。参考になるはずです。
コメント