英語はサッパリだけど、もし英語が話せたらカッコいいなぁ・・・外国の友達が出来て世界が広がるだろうなぁ・・・
と考えたことはありませんか?
僕もまさにそんなことを考えていたクチでして、いいないいなと学生時代から思いつつ全然英語は勉強していませんでした。
しかし去年、ついに仕事を辞めて夫婦でフィリピン・セブ島へ留学、そして現在カナダへワーキングホリデーに来ています。
マジで本当に英語なんて「Hello」くらいしか言えないレベルだった僕でも、英語学習に取り組んで1年ほど経った今ではカナダのホテルでハウスキーピングとして外国人の同僚と働けるレベルにまでなりました。
英語を話せるようになるなんて夢のまた夢だと思っていましたが、人間やれば出来るということが実感を持ってわかりました。
あなたも英語を勉強すれば僕のようにある程度は必ず話せるようになります。
しかし問題はその勉強方法ですよね。どうやったら話せるようになるのか、という話。
もしあなたが以前の僕と同じくらいの英語力しかないのに、参考書などを使い独学で英語を勉強しようとしている場合、それは止めた方がいいです。
95%くらいの確率で挫折しますし、仮に勉強が続いたとしてもとてつもない遠回りをすることになると思った方がいいです。
タイトルで「英語を独学で学ぶ最適な方法」とあるのに独学はやめとけとはこれいかに?という話ですが、初心者が最適な方法は独学を止めることです。笑
だって同じゴールを目指すなら、早く効率的にゴールに辿り着けた方が絶対に良いと思いませんか?
ということで「どうすれば英語初心者が英語を話せるようになるのか」という話をしていきます。
ちなみに僕はTOEICなどは受けたことがないので、その手のテストで高スコアを取る方法はちょっとわかりません、あくまで実際に英語で会話が出来るようになる方法です。
結論からいうと留学するか英会話サービスを使うかが基本的な軸の考えになります。
英語を独学で学ぶのはかなり難しいことを知っておかないと挫折する
まずはじめに言っておきますが、英語初心者レベルの人が参考書などのみで英語を話せるようになることはほぼありません。
一応自分に保険をかけて「ほぼ」と言いましたが、絶対と言っても良いです。
ここでいう英語初心者とは、中学レベルの英語もちょっと怪しいという人のことです。
あなたは次の英文の意味がわかりますか?また英語で答えられますか?
①「How long have you been in here?」
②「Could you bring that to the office from outside?」
これらの英文を見て「やっべー全然わかんねー・・・」と思ったらあなたは英語初心者ですので、完全独学は困難だと思った方がムダな時間を過ごすハメにならずに済みます。
でも安心してください、僕もこのレベルだったんですが、今ではある程度英語を話せるようになりました。
あなたもやり方次第で絶対英語が話せるようになります。
ちなみに完全独学でも英語が話せるようになる可能性のある人はどんな人かというと、僕は2パターンがあると考えています。
1つ目は大学受験などでかなりしんどい思いをして英語を勉強した経験がある人です。
こういう人は英語を話す訓練をしたことがないだけで英語の単語力・文法・リスニングのしっかりとした基礎があるので、話すための訓練をすればすぐに上達します。
僕がセブの英語学校に留学していた時も、難関大学出身の人は英語はあんまり話せないけどテストのスコアはスピーキング以外中級者〜上級者という人がほとんどでした。
こういう人は話すことに慣れれば数ヶ月でおそろしく成長していきます。
2つ目は膨大な時間を費やして何かの勉強をしたことがある人。
何かを身につけようと思った時に大事なことが、全体像を始めに掴んでおくことです。
目標に到達するにはどれくらいのボリュームがあって、どういう要素が集まっていて、そのために具体的に何をどういうことをやらなければいけないのか、という全体像を把握して、そこからどう勉強を始めるかをスタートさせることが効率的に学習するもっとも良い方法です。
やみくもに参考書を読んでも、自分がいったい全体像でいうどの部分を身につけるためにやっているのかがわかっていないと効果はイマイチでません。
でも初心者ってまず「何が分からないかが分からない」っていう状態がほとんどじゃないですか?
まず何もわからないのに全体像なんて普通は掴みようがないし、どこから学習を始めていこうなんて自分自身ではなかなか分からないことです。
これが独学が難しいとされる最大の要因だと僕は思っています。
でも過去にこういう経験をしたことのある人は、英語学習に関しても自分で要因を分析して効率的なゴールまでの道のりを作っていくことが出来るかもしれません。
そういう経験がない人は、その道のプロに質問出来る環境を作ることが最大の近道です。
英語を独学で勉強して失敗した僕の友達のケース
僕の友達のケースをお話しましょう。
その友達も英語初心者レベルだったのですが、ある時「英語が話せるようになりたい」と言ってその状態からワーホリでオーストラリアに直行しました。
現地でネイティブと会話しつつ英語の参考書を使って独学で学んで英語を覚える、という作戦だったようですが、結局一年経って帰国してきた時ほとんど英語力は伸びていませんでした。
こうなってしまった原因は2つあります。
1つは「英語初心者はネイティブスピーカーとは会話出来ない」ということです。
ネイティブスピーカーの英語力はハンパじゃないです。
彼らの英語力はTOEICの満点990点なんかの遥か先にあります。
僕は野球が好きなので野球で例えますが、英語初心者とネイティブスピーカーの英語力の差というのは、少年野球とプロ野球選手くらいあります。もっとあるかもしれません。いやマジで。
想像出来ますか?そんなの到底試合にならないですよね?
もちろん僕もいまだにネイティブと会話するのはかなり困難です、20〜30%くらいしか何を言ってるのか聞き取れないのが正直なところです。
たぶん中学野球とプロ野球選手くらいのレベルにやっと成長した感じです。笑
おそらく英語学習を本格的に始めて3年くらいでようやくネイティブの会話の大筋が理解出来るのではないでしょうか。
それぐらい彼らと会話をするのは難しいことなのです。
なのでもちろん英語初心者である僕の友達がいきなり彼らと話そうしても、まったく聞き取れないんです。
英語初心者は初心者向けのリスニング教材や、ノンネイティブの人と話すことでまず「英語の会話に慣れること」が先決です。
2つ目の原因は「参考書をただ進めていく」です。
これはさっきの全体像を掴むのが大事という話で言った「自分が何を目的としてその勉強をしているかよくわかっていない」人がやってしまいがちなことですが、全体像が見えていないからこそとりあえず参考書をなんとなくただ進めてしまうんです。
全体像を掴んだ結果その方法が最適なら問題ないですが、なんとなくページ通りやっていてもあんまり効果的ではないでしょう。
なぜなら英語というのは単語力、文法、リスニング力、スピーキング力など複数の要素で成り立っていて、それらのインプットとアウトプットを並行してやらないと効果があまりないからです。
つまり一口に参考書と言っても実際には単語帳、文法の本、リスニング教材、シャドーイングなど何種類も参考書や教材は必要だし、それをやる順番も重要なのです。
学習というのはインプットとアウトプットを両立して初めて自分の身になります。
単語力・文法・リスニングはインプットですが、スピーキングはアウトプットなので本来これらは並行してやらないといけません。
本だけ読んだりリスニングだけやったりしてもあまり効果的はなく、それらをサイクルとして考えて回していかないと英語は伸びないのです。
しかも彼は最初から英語の参考書で勉強していました。
基礎的な英文法すら怪しいレベルなのに英語を英語で勉強しても、それを読んで理解するのにめちゃくちゃ時間がかかってかなり非効率です。
つまり彼の失敗からわかることは以下の2点です。
・学習レベルを高く設定しすぎた
→英語初心者レベルなのに英語中級者以上がやるべき学習方法を実践してしまった。
・そもそも独学は難易度が高かった
→彼の失敗というのは本質的には「独学での英語学習の難しさ」を物語っています。
英語学習は出来れば留学がベスト
独学がダメならどうすりゃいいのさ!という話ですが、本気で英語が話せるようになりたいなら短期でいいので留学することをオススメします。
僕は自分の経験からもこれが一番の近道だと思います。
さっきも言った通り、新しく何かを学ぶ時はすぐにプロに質問出来る環境に身を置くのが一番の上達への近道です。
ゴルフレッスンやスイミングスクール、お料理教室などけっこう身の回りでもこういう環境に身を置いている人って多いですよね?
英語も同じで、知らないことは知っている人に聞くのが一番早いんです。
ただ留学は時間もお金もかかります。
英語が少しでも話せるようになるまでに必要な期間は3ヶ月、費用はフィリピンのセブ島で45万円です。
※セブ留学の費用などについて、詳しくはこの記事で説明してます。

あなたが社会人だった場合、かなりの確率で会社を辞めないと行けないんじゃないかと思います。
もちろん僕も会社を辞めて行きました。
結果としては日本で社畜をやっていたら絶対に出会えなかった人々と出会うことが出来たし、絶対に見ることが出来なかった景色を見ることが出来たのでとても満足していますが。
まあこの辺は人生観の話なのでムリに留学はオススメしません。
日系企業が運営しているNILSというセブ島の語学学校は、仕事を手伝う代わりに0円で留学出来るという制度を取り入れているみたいなので気になる人は調べて見るといいかもしれません。
留学する時間もお金もない場合は英会話スクール
英語を学習したい人の中で実際に留学に行く決断をする人はおそらく半数以下でしょう。
留学がベストだと僕は思いますが、現実的にそうはいかない人もいますよね。
そういう人はオンライン含む英会話スクールで英会話を学ぶという手もあります。
ただ留学と決定的に違う点は、英語に触れている時間が留学に比べ圧倒的に短いため、スクールに通っているだけでは英語力は伸びないでしょう。
英語を使う時間の差
①留学の場合:基本的に1日中(12時間くらい)英語を話す環境。
※ただし日本人の友達とばかりいて日本語ばかり話している人は例外。
②英会話スクール:1日で取れても数コマなので良くて2〜3時間。
留学は日本人とつるんで日本語ばっかり話している人はあまり伸びませんが、それでも英語に触れる時間は授業の5〜7コマくらいはあるので5〜7時間にはなります。
英会話スクールの場合はだいたい週に数回で一日1コマとかの人が多いので、留学に比べるとどうしても英語を使う時間は短くなります。
なのでインプット(単語力・文法・リスニング)は自分でなるべく行い、アウトプット+分からないところを聞くために英会話スクールを使うというのが最善の方法かなと思います。
あとは実際に教室があるスクールかオンラインのどちらが良いのかという話ですが、どこにいてもレッスンが受けられるオンラインスクールの方があなた自身のスケジュール管理がしやすいので僕はオススメします。
実際のスクールだと予約しても仕事が残業になったりしたら行けないですが、オンラインならネットさえ繋がればいつでも利用出来るのは大きなメリットですよね。
最近は24時間運営しているオンライン英会話スクールも多いです。
○24時間オンライン英会話スクール EFイングリッシュライブ
→1週間無料キャンペーンあり。オンライン英会話はフィリピン人の講師であることが多いがここはネイティブの先生を取り揃えている。英文添削もしてくれる。
→産経グループの運営するオンライン英会話サービス。TOEICの試験対策にも対応。
→1日最大150分の授業が受けられる。朝7時から開講しているので出勤前にも受講出来る。
もっと気軽に始めたければ英語学習アプリやWebサービスもアリ
「いや、英会話スクールとかいう以前の英語力だから・・・」という人もいるはず。
そういう場合はスマホやパソコンで出来る英語学習のアプリやWebサービスから英語の勉強を始めてみるというのも手です。
→TOEICの模擬試験などもWeb上で受けられる。日常英会話からビジネス英会話まで幅広い教材を扱っているサイト。
→オンラインでスピーキングのアウトプットをすることに特化したWebサービス。
→毎日英作文と発音の課題がアプリで届き、それを提出して添削してもらうアプリ。ライティングとスピーキングのアウトプットに有効。
まとめ
日本人が英語を話せるようになろうと思ったら、残念ですが学校の授業以外でも自主的に勉強して習得するしかありません。
日本の学校で習う英語は読み書きのためのもので、話せるようになるためのものではないので・・・。
そしてそれを完全に独学でやろうとしてもかなり難易度が高いので、プロの力を大なり小なり借りた方が圧倒的に早く英語が話せるようになりますよというお話でした。
ということで英語初心者がある程度英語を話せるようになる方法は以下の通りです。
①留学する
メリット:短期間で一番効果がある。
デメリット:時間とお金を捻出するのが難しい
②英会話スクール
メリット:いつでも気軽に利用できるのでお手軽。
デメリット:コマが少ないので自習時間が必然的に必要になる。
○24時間オンライン英会話スクール EFイングリッシュライブ
→1週間無料キャンペーンあり。オンライン英会話はフィリピン人の講師であることが多いがここはネイティブの先生を取り揃えている。英文添削もしてくれる。
→産経グループの運営するオンライン英会話サービス。TOEICの試験対策にも対応。
→1日最大150分の授業が受けられる。朝7時から開講しているので出勤前にも受講出来る。
③英語学習アプリ・Webサービス
メリット:気軽に始められる。
デメリット:これだけで英語が話せるようになるのは難しい。やはり自分で学習する時間を意識的に作る必要がある。
→TOEICの模擬試験などもWeb上で受けられる。日常英会話からビジネス英会話まで幅広い教材を扱っているサイト。
→オンラインでスピーキングのアウトプットをすることに特化したWebサービス。
→毎日英作文と発音の課題がアプリで届き、それを提出して添削してもらうアプリ。ライティングとスピーキングのアウトプットに有効。
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