どうも(@taq3303)です。
30歳が近づいてきて、
「昔からワーホリに興味があったけど仕事が忙しくて行けなかった。でも30歳過ぎたら行けなくなっちゃう、どうしよう。」
「でもギリホリで行ったら日本に帰ってきてから後悔しそうだなぁ・・・」
と思っているあなた。
※ギリホリ=ワーホリの年齢制限30歳間近でワーホリに行く人の通称
僕もまさに同じ状況でしたが、29歳で仕事をやめて現在カナダにワーホリで来ています。
しかも僕は結婚してまして、同い年の奥さんと一緒にきています。笑
いや世間一般的には笑いごとじゃないんですけど。
でも僕たちはワーホリをする決断をして本当に良かったと思っています。
日本では見れない美しい景色も見れたし、異文化を知ることもでき、海外の友達も出来ました。
いつか僕たちの人生を振り返った時に、この体験は必ず思い出される素晴らしい人生の1ページになるでしょう。
なので僕としてはワーホリに行きたいと思っている人にはぜひ行ってもらいたいと思っています。
人生は一度きりしかないので。
「30歳ギリギリでワーホリに行ったら後悔するかどうか」という基準で行くことをためらっている人にぜひこれから書くことを読んでほしいです。
ギリホリで後悔する人は何を選択しても後悔する。思考を変えろ
これは僕の持論ですが「ギリホリで行ったら後悔するかも」と悩んでいる人は、その前提がまずズレています。
何かをするのに年齢は関係ないです。(年齢制限などで現実的に出来ないということもありますが)
とはいえギリホリで後悔しているという話をネットでは時々見かけます。
例えばこの掲示板のトピック。
要約すると「30歳でワーホリに行って自分なりに頑張って過ごしたけど、帰国したら就職も難しく周りの友人も結婚したりキャリアアップしていた。こんなことなら日本でそのまま働いていれば良かった。」という内容です。
僕から言わせればこの人がこうなった原因はワーホリや年齢のせいではありません。
自分の人生がうまくいかない原因をワーホリや年齢のせいにしているだけです。
そもそもワーホリとは「ワーキングホリデー」なのです。
そう、ホリデーなのです。
ワーホリとは
「1年間(または2年間)働くことも出来るホリデービザだよ」
くらいの認識でいる必要があります。
なので日本に帰ったときに企業はあなたを「ただ1年間海外を放浪していた人」としか基本的には評価しません。
ギリホリで後悔したとか言っている人は、ワーホリが無条件でキャリアアップにつながると思っているから、帰国後のギャップに苦しめられることになるんです。
自分がうまくいかない時に、自分以外の何かに原因や責任を求める人は人生でどんな選択肢を選んでも多かれ少なかれ後悔します。
なのでこういう人は「ワーホリに行かない」という選択肢を選んでもいつか後悔するでしょう。
自分の決断に対してあとからアレコレ考えて後悔することは時間のムダです。
だってその時ベストだと思った選択がそれだったんだから、あとからそれを振り返って後悔しても意味ないと思いませんか?
よく聞く有名な言葉ですが、「現在は過去の積み重ねであり、未来は現在の積み重ね」なんですから。
過去から反省して現在に活かすのは賢いですが、後悔するだけで何も行動しないのは愚かです。
なのでギリホリに行ったあと後悔したくないのであればまず考え方を変えましょう。
ギリホリが終わったあとの人生がどうなるか、そして後悔するかしないかは自分次第なんです。
ギリギリの年齢でワーホリに行くこと自体が悪なのではありません。
ギリホリに行っても大丈夫なように準備すれば良いだけの話です。
ギリホリから帰国後のキャリアを事前にある程度考えておく
「ワーキングホリデー=キャリア的には1年の空白」というのは事実です。
なのでこの事実を踏まえた上で、それについてどうしていくかを検討するのが建設的な考え方だと思います。
実は以前にも同じような記事を書いているのですが、要はワーホリに行ったあとに仕事があるのかないのかはあなたに稼ぐスキルがあるかどうかにかかっています。
簡単に言ってしまえば話はそこに尽きます。
では具体的に稼ぐスキルとは何なのかを少し掘り下げてみます。

①職歴の空白期間に関係なく稼ぐスキルがある
看護師、ネイリスト、美容師など転職に強い職種というのがあります。
こういう職種の人は帰国後でもわりとスムーズに働くことが出来るでしょう。
また自営業や個人事業主として働いているような人も、1年間の空白期間というのはあまり関係ないでしょう。
自分の営業力次第ですが。
僕の場合はWebデザインとWebマーケティングのスキルが少々あるので、それでカナダにいる現在もフリーランス的に時々仕事をもらっているような状況です。
もう日本でサラリーマンはやりたくないので帰国したらこのままフリーランスになるつもりです。
②ワーホリ期間中にスキルを身につける
ワーホリをキャリアとして活かしたいのであれば、ワーホリの期間を有効に使うべきです。
例えばTOEICを750点くらいまで取れるようにするとか、プログラミングを勉強するとか色々と目に見えるスキルを身につけるべきです。
日本と違ってワーホリで働く時は基本的に残業もないのでかなり自由な時間が生まれるはずです。
そこで毎日遊んだりダラダラしてしまうか、帰国後のことをある程度考えて仕事につながるスキルを身につける努力が出来るかどうかで日本に帰ってきてからの状況が2極化するんじゃないかなと思っています。
ダブルワークをやったりすると時間を捻出するのは難しいかもしれません。
でもワーホリの時間をお金に代えるよりも、その時間をスキル習得の時間に投資して長期的に稼げるようになるという物の捉え方の方が生産的かなと僕は思います。
僕も今カナダで働きつつ、空いた時間で自分の業種でまだやったことのない分野(プログラミングやWeb広告、セールスライティング、イラストなど)について勉強しています。
ちなみに僕はこっちで勉強する時はiPadにkindleを入れて電子書籍で読んでいます。
基本的に日本の書籍は海外では手に入らないので電子書籍はかなり良いです。
iPadを買ったのは今年の2月くらいですが、すでに参考書などに3万円くらいは使っていると思います。
他にも海外生活であると良いものをまとめた記事を書いてますので良かったらどうぞ。

これは日本で社畜をやっているとなかなか捻出できない時間なので、こういう機会を作ることができたのもワーホリにきて良かったことかなと思っています。
とはいえギリホリでも実際どうにでもなる
意識の高そうなことを偉そうに書きましたが、とは言っても実際ギリホリで日本に帰ってきても仕事がまったく見つからないなんてことはありえません。
しかし、ただワーホリに行って帰ってきた人が、その経験をキャリアアップに繋げられるかというとそれは甘ちゃんだよという話です。
そういうキラキラした妄想をしてると、帰ってきてからツラい想いをすることになっちゃいます。
そうなんです、論点はここなんですよね。
何歳だろうがただワーホリに行っただけじゃ別にそれを仕事に活かせないよというだけの話で、20代後半だからどうのこうのという話ではありません。
たった1年の空白期間を空けただけで一生就職出来ないほど、そこまで日本の社会は厳しくありません。さすがに。笑
僕の友達なんて20歳から29歳までずっと海外放浪していて去年ようやく日本に帰ってきましたが、普通にいま都内で正社員として働いていますよ。
とくにこれからはAI(人工知能)が仕事を取って代わるまで、日本は慢性的な人手不足なので売り手市場でしょう。
最近は従業員不足で経営できなくなって倒産する会社もあるみたいですしね。

まとめ
ということで30代間近でワーホリに行こうか迷っている人に向けたアドバイスでした。
まとめるとこういうことです。
・ワーホリに行きたいなら行った方がむしろ後悔しない
・ただワーホリで毎日遊んでいるだけだと帰国してから仕事探しに苦労する
・ワーホリでの自由時間は自分のスキルアップのためにも投資するべき
・とはいえ結局ダラダラ過ごして帰国したって何とかなる
というかワーホリから帰ってきて後悔するかどうかの一番大きな要因が仕事というのも日本人らしいんですけどね。笑
僕は日本人に伝えたいです、「人生で一番大事なのは自分の人生なんだよ」と。
それを充実させるためにあるのが仕事です。
良くも悪くも仕事の優先順位なんてそんなものというのが世界的な人生観ではないかと、今では思います。
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