セブ島の英語留学から帰国!3ヵ月で英語力はどのくらい伸びたのか?

セブ島留学
この記事の所要時間: 411

さて、しれっと6月の頭に日本に帰ってまいりました。

フィリピンはセブ島の英語学校には3月初旬から6月の初旬まで3ヵ月間行っておりましたが、果たして留学の成果はあったのか?

気になるそこんところをお話ししたいと思います。

 

そういえばタイトル画像は僕が行っていた学校です。

こうやって見るとキレイな学校に見えますが、ゴキブリが出るわ野良ネコが出るわ寮のシャワーはチョロチョロしか出ないわで散々でした・・・笑

 

まずなんで英語留学でセブ島なの?って話

セブ島への英語留学。

英語に少しでも興味がある方は聞いたことがあるかもしれません。

僕は高校時代の親友である旅人が10年前にセブ島へ留学したのでそういうものがあることを知っていました。

そもそもなぜフィリピンのセブ島なのかという話ですが、フィリピンは公用語として英語が使われており、またそのような国はアジアでは唯一なのです。(たしか)

フィリピンと言えば多くの人はタガログ語を思い浮かべるかと思いますが、タガログ語というのは首都のマニラがあるルソン島で主に使われている言語で、フィリピン全土で使用されているわけではありません。

ちなみに僕が行っていたセブ島ではセブアノ語というものが使われており、これはタガログ語とは似ている言葉もあるものの、基本的には異なる言語らしいです。

 

フィリピンは7000以上もの島を持つ国であり、少なくとも数百の島々にはそれぞれ住民が暮らしています。

そして実はフィリピンの人々はそれぞれの島で異なる言語を話しているのです。

なのでフィリピン人は他の島に暮らしているフィリピン人と話すときは英語でコミュニケーションを取ります。

日本人にはすごく不思議な感覚ですね。

日本で考えると英語が標準語で、現地語は方言といったところでしょうか。

 

そもそもフィリピンで英語が使われ出したのは昔アメリカがフィリピンを植民地にしていた頃の影響だし、タガログ語なども過去に植民地支配していたスペインのスペイン語の影響をけっこう受けているんですってよ。

 

日本から約5時間で行けて、多少の訛りがあるものの英語が公用語で、物価が安いので留学費用も抑えられるという理由でフィリピン留学を選ぶ人がいるし、僕も友人に勧められてフィリピンに行っていたというわけです。

 

ちなみに現地の人は英語の訛りがありますが、ほとんどの学校の先生はキレイな英語を話していました。

 

で、セブ島に3ヵ月行って英語力は伸びたのか?

TOEICなどのテストを受けたことがないし、帰ってきてからも受けていないので定量的な評価が難しいですが、僕は英語力が伸びたと思っています。

http://www.alc.co.jp/tg/toeic_mini/

さっきここのサイトでTOEICのミニ模試を受けたら100点満点中50点だったので、本番を受けたらたぶん500点くらいなんじゃないですかね、安易な計算だけど。笑

 

留学するまでの英語経験と言えば高校までの英語の授業を受けただけだったし、しかも英語は好きじゃなかったので成績も良くはなかったです。

ザ・普通って感じです。

外国の人に話しかけられたらテンパっちゃうし、もちろん全然話せませんでした。

典型的・標準的な日本人の英語力だったと思います。

 

それが留学して2か月目くらいから割りと相手の言っていることを聞き取って自分の言いたいことを言えるようになったので、英語力は伸びたかなと感じています。

 

 

僕の行っていた学校では英語力別でレベルが大きく1~6まで分かれていて、そこからそれぞれ更にL(Low)・M(Middle)・H(High)の3つのレベルに分かれていました。

つまり全部で18段階のレベルに分かれているということです。

そしてまず最初に学校に来た時にレベル分けのテストを行い、その後月1回の定期テストを受けて、結果によってはレベルが上がっていきます。

僕は最初に受けたテストで1Hでした。まあ特に英語を勉強していない普通の日本人はだいたいみんな1Hが多かったです。

その1ヶ月後に2Mになり、2か月に3Lになり、最終的には3Mになりました。

 

3Mくらいになれば日常会話レベルの英語であればだいたい話せるようになります。

細かい言い回しやニュアンス、あとは政治経済なんかの難しい話題になるとけっこう分からなくなっちゃいますが・・・。

 

日本の大学で英文科を専攻したりしている人は最初からレベル4以上が多かったです。

その学校独自のレベル評価で話されてもわかんねーよ!って話ですが、だいたいそんな感じの英語力は身に付きました。笑

たぶん英語中級者の下の方くらいの英語力だと思います。

 

分かりやすく言うと、完全な英語圏に旅行に行ってもテンパることなく旅行を楽しめるくらいの英語力になりました。

たぶんいきなりアメリカとかに放り出されても何とかなるかな、という自信はつきました。

 

セブ島へ英語留学しに行って具体的に英語力が伸びたなと実感したこと

留学前では出来なかったことが出来るようになったのに気付いた時、英語力が伸びたなと思いました。

  • タクシーでぼったくられそうになっても交渉出来るようになった
  • 買い物する時、安いのが良いとかこの色が良いとか色々と言いたいことを言えるようになった
  • カナダのホスト先をカナダのWebサイトでメッセージをやり取りしてゲット出来た
  • 日本語の通じない場所に行くことが怖くなくなった

 

最初はマジで何言ってるか分かんないし、外では日本語通じないしでテンパりまくりでしたが、人間って慣れるものですね。

すごいですね、人間って。笑

 

たぶん僕はセブ島英語留学の成功事例だと思う

ということで僕はある程度英語が話せるようになって帰ってきました。

とは言え、ガチのネイティブ圏の人達相手にどこまで通用するかは分かりませんが・・・。

 

しかしながら、自分で言うのもアレですが、どうやら3ヵ月でこんなに英語が伸びる人はあんまりいないようです。

だいたいの人は1ヶ月に1ランク上がる感じが多かったですね、1Hから2L、2Lから2Mという風に。

ちなみに定期試験はリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つを行い、選択問題があるのはリーディングだけなので、マグレで実力以上の成績が取れることはほぼありません。

 

まあ18~20代前半くらいの若い人がけっこう多かったし、そういう人たちはどうしても勉強よりも日本人同士で遊んだりしちゃってたので、そういう過ごし方の問題が要因としては大きいのかなと思います。

 

あとは留学系のブログで色んな人が散々書いていますが、基礎中の基礎の文法や単語を知らないと留学しても英語力を伸ばすのは難しいですね。

最低でも文法は現在形・過去形・現在進行形・未来を表す文法や助動詞・be動詞の使い方くらいは完璧じゃなくても覚えている状態で行かないと、あんまり留学しても効果はないと思います。

なぜなら留学に来てそこからスタートしていると、あっという間に帰国の日を迎えてしまうからです。

 

一番無敵なのは留学前に大学受験レベル並みかそれ以上の文法・語彙力・リスニングをわりとガッツリやってから来ることだと思います。

そうすれば日本ではなかなか出来ないスピーキングに焦点を当てて学習することが出来ます。

つまり英文科の大学生が最強ということです。笑

最初のテストでPre-intermediate(中級者)くらいのスコアが取れる英語力で留学すれば、3ヵ月あればワーホリでローカルジョブをゲット出来るくらいの英語力を見つけられるんじゃないかなと思いますよ。

そうすればIELTSやTOEICなどの専門コースなんかを受講するという選択肢も出てきて、キャリア形成のためのガチンコビジネス英語を身に着けることも夢ではありません。

 

英語初心者なのにそういうコースを選択すると、まず授業が難しすぎて何も出来ずに撃沈すること必至です。笑

野球で言ったら少年野球しか経験してないのに、いきなり名門高校か大学野球の練習に参加するくらいついていくのが難しいと思います。笑

 

まとめ

ということで僕はセブ島の英語留学によって日常会話レベルの英語を身に着けることが出来ました!

しかしながら留学すれば英語が伸びるのではなく、留学時の過ごし方がとっても大事だと思います。

そんな偉そうなこと言うほど大した過ごし方はしていませんが、授業と宿題だけはきっちり毎日真面目にやってました。

分からないことも先生にすぐ聞いてたしね。

 

あとは留学前にどれだけ準備できるかが留学での英語力を伸ばすカギだと言うのは色んな人が死ぬほど言っていますが、それは本当にその通りです。

でも日本でそんなに頑張れないからやるしかない環境に身を置きたくて留学する人もいるので、やれる人はやるという感じで良いと思います。

ただ基礎中の基礎も知らない人はせめてそこだけは押さえてから留学した方が良いです、絶対!

 

コメント