本を読む2つのメリットと効果を最大限に引き上げる方法

実体験
この記事の所要時間: 640

本って読むのがなかなかツラいから読まない。

とくに真面目な内容の活字をずっとは読んでられない。

というか本を読むメリットがよくわからない。

 

わかりますよ、僕も学生時代までは本を読む習慣がなくてどっちかというと読書嫌いでした。

でも社会人になって仕事をするようになってから、とくに20代後半になってから読書の大切さについて身をもって知るようになりました。

 

仕事をするうえで読書って大事です。

 

もっと大事なのはアウトプットなんですけどね。

 

もしあなたが仕事でスキルアップやキャリアアップをしたいと考えているなら、読書の習慣は必須であると言っても良いでしょう。

会社の仕事をただこなしているだけでは会社内の出世も遠いですし、転職市場でも優位な立場にはなれません。

 

僕が今まで出会ってきた仕事が出来る優秀な人はみんなすごい量の本を読む人たちでした。例外なく。

 

そこに20代後半でようやく気付いたから僕も読書をするようになったというわけです。

 

そんなわけで今回は本を読むのが苦手なあなたに、読書がもたらすメリットと効果についてお話ししたいと思います。

 

この記事でわかること

・読書がもたらすメリットとは?

・大事なことは読書→アウトプットのサイクル

 

本を読むことのメリットってなに?

それではさっそく読書をすることのメリットについて挙げていってみます。

まず大前提として、本を読むことで得られるメリットは自分の中に知識をたくわえられるということです。

 

今回は仕事をテーマに話を進めますが、例えばあなたが会社の仕事をしているだけの場合に毎日得られる経験値が1だとします。

これが読書をして得られた知識を仕事に活かすことで、その経験値が2から10、20や100という具合に、ただ仕事をこなしていた場合とかなりの差が開いていくワケです。

 

そしてそのメリットをさらに細かく分けると、そこには2つのメリットがあると僕は思っています。

 

①体系的に学べる

②すごい人の話が安価で聞くことが出来る

 

本を読むことのメリット①体系的に学べる

何かを新しく学びたいと思った時、いくつかの方法がありますね。

大まかに分けるとこんな感じでしょうか。

(1)人に聞く・教えてもらう

(2)ネットで調べる

(3)本で読む

 

(1)人に聞く・教えてもらう

人に聞くは仕事で言うと、例えば職場の先輩や上司ですよね。

でも先輩や上司はあなたがわからないことを1から10まで丁寧に教えてくれるでしょうか?

またもしあなたが一度の説明ではよく理解出来なかった場合、同じことを何度も質問して答えてくれるでしょうか?

 

スーパー心優しい先輩・上司なら可能かもしれませんが、おそらく多くの職場ではそんなことをしたらギャンギャン言われるので難しいでしょう。

 

(2)ネットで調べる

わからないことはすぐネットで調べる!

わからないことや知らないことがあっても放っておく人より、ネットですぐ調べる習慣のある人の方が5億倍優秀です。

ただネットで調べようとすると、どうしても情報が浅く広くなってしまいがちです。

 

あなたも何か調べものをしていて、ネットでいくら探しても自分が本当に知りたい深い部分の知識が見つからなかった経験はありませんか?

 

学び始めの入りとしてはネットもとても良いと思いますが、そこからさらに深い知識を手に入れるには本を読んだ方が効率的です。

 

(3)本で読む

本で学ぶことの何が良いかというと、まず体系的に学べるという点です。

何かを学ぼうとした時、その対象はいろんな要素や項目によって成り立っていることがほとんです。

僕は野球が好きなので野球で例えますが、あなたが野球をゼロから始めたい!と思った時、こんなことを身につけて行く必要があります。

・野球のルール

・野球道具について

・ボールの投げ方

・ボールの捕り方

・バットの振り方

・走塁のしかた

 

パッと思いつく限りでもこれぐらいあります。

実際には実戦で使えるようになるには、ここから深く掘り下げた知識や技術が必要になりますが。

例えば「ピッチャーの投球フォームと球種によって打席の立つ位置を変える」とかそういうことです。

 

あなたが今やっている仕事も、上から全体的な視点で見てみるとこんな風に色んな要素で成り立っているんじゃないでしょうか?

 

本が良いのは、このように上から全体を見渡すような視点で物事について書かれていることです。

あなたがまったく未知のジャンルについて知りたいと思った場合でも、その事柄の全体像を掴みやすくしてくれます。

 

全体像を掴めないと、情報が断片的になってしまい物事が点と点でしか見えなくなり、本質を理解出来ません。

 

また他の利点としては、一度で理解出来なくても何度も読み返せることがあります。

本はあなたの先輩や上司と違って、あなたがどれだけ理解出来なくても嫌な顔をしません。

 

本を読むことのメリット②すごい人の話を安価で聞くことが出来る

例えば「年商10億円の実業家が実践するビジネスの計画方法」とか「毎月150万円を売り上げるスーパー営業マンが知っている営業スキル」とかって色んなセミナーがよく開かれたりしてるじゃないですか、巷では。

 

たしかにそういう人の話はすごく勉強になるんだろうなーとは思うんですが、いかんせんそういうセミナーってかなり高いですよね。

1回でウン万円とか!僕たち庶民にはかなり高く感じます。

 

逆に言えばそれだけのお金を払うからこそ超真剣に聞いて己の血肉にするぞ!的な意気込みにもなるのかもしれませんが、1回数万円って・・・ちょっと・・・ねぇ。笑

 

でもそういう人たちってけっこう本も出してたりするんです。

むしろ本を出版している人の中には、一般人ではとても会えないようなスゴイ人もいますよね。

 

ソフトバンクの孫正義さんとか、ユニクロの柳田正さんとか。

まあそんなウルトラ凄い人の話を読んだからって一般人に再現性があるのかという話ではあるんですが。笑

 

でもそういう人たちの物事の考え方や捉え方を知ることは、知らないよりも大きなメリットだと思います。

 

とくにホリエモンこと堀江貴文さんの著書を最近読んでみたんですが、かなり面白いなと思いました。

 

 

 

 

 

こういう人の話なんて直接聞くことは普通はムリだし、もし出来てもセミナーとかで高額なお金を払う必要がありますが、本だったら数百円から高くても数千円で知ることが出来ます。

これって僕はすごいお得だと思ってるんですよね。

 

僕がオススメする本を読む方法

僕は社会人になってからちょくちょく本を買っては読むようになりました。

頻度でいうと3ヶ月に1冊くらいだったかなぁ。

 

どこかに外出して、ついでに本屋さんに行く機会があれば面白そうな本を物色してあれば買うというような買い方をしていました。

 

しかし現在、僕の読書量はその頃に比べ圧倒的に増えました。

 

いまは月に10冊以上本を読んでいると思います。

 

なぜかというとKindle(Amazonの電子書籍)を導入したからです!!

 

今までずーっと気になってはいたものの、気になっていないフリをし続けてきた電子書籍。

しかし今年の2月、ついにiPadを購入しKindleをインストールしました。

 

正直言ってめちゃくちゃ便利です、もっと早くから使っていれば良かったと思いました。

 

Kindle(電子書籍)の良いところ2つ

①いつでも本が買える

これが電子書籍の一番のメリットかなと思います。

Kindleに関してはAmazonのページでいつでも本が買えます、しかも一瞬で!

すべての本が電子化されているわけではないのですが、体感的には紙媒体でしか販売していない書籍の方が少ないんじゃないかと感じます。

②何冊持ち歩いても重さは同じ

これもすごい助かる。

タブレット1つあれば、数百冊の本をいつでも読むことが出来ます。

これがもし紙の本だったら僕は今ごろムッキムキのスーパーマッスルになっていたことでしょう。笑

電子書籍のデメリット

万能な電子書籍ですが、デメリットもあります。

それは書籍データの権利自体は販売元にあるということ。

つまりKindleの場合、もしAmazonが「Kindleやめます」と言ったらそのデータはなくなってしまうかもしれないということです。

まあ実際にはそんなことはないと思いますが。笑

 

でもつい先日、日本の『e-hon』という電子書籍サービスが業績不振により終了したので、マニアックな電子書籍サービスだと本当にこういうことが起こる可能性があります。

 

電子書籍サービス「Digital e-hon」が終了へ 7月末を最後に購入済みコンテンツもほぼ閲覧不能に
購入者には、全国書店ネットワークや「BOOK☆WALKER」で使えるポイントを返還。なお、医学文献は終了後も閲覧できます。

 

Kindleの導入方法

Kindle自体は無料のアプリなので、アプリが起動できるデバイスがあればすぐに利用可能です。

しかし、実際にはスマホで本を読むのはけっこう辛いものがあります。

 

パソコンがある場合はパソコンでも良いかもしれません。

 

僕のように移動中も本を読みたいのであれば、タブレットを手に入れることをオススメします。

僕はノートパソコン、タブレット、スマホのいずれも持っていますが、実際タブレットが一番便利で読みやすいです。

 

○Kindle

 

僕は使っていませんが、Amazonが販売しているKindleで電子書籍を読むためのタブレットです。

タブレット界では価格が比較的安いですが、本当に本を読むことしか出来ないのがデメリットといえばデメリット。

 

○iPad

 

僕が使っているのはiPadです。

本を読むしか出来ないのはもったいないなーというのと、PCがMacを使っているのでなんとなく合わせて同じアップル製品にしました。

「タブレットってどんな場面で使えば良いんだ・・・?」と思って購入をためらっていましたが、いざ持ってみると色々使えて便利です。

僕の用途は本を読む、動画(Youtube/Netflix)をみる、ネットで調べ物、色んなアプリを動かすなどなど・・・。

 

ホントに持ってると意外と便利です。

 

○その他タブレット

Kindle、iPad以外にもタブレットはたくさん種類があります。価格もいろいろ。

 

 

 

どれが良いのかは人によって変わってくるので、もしタブレットが欲しいと思ったらあなたの使い方と予算を考えつつ検討してみてください。

 

読書の効果を最大限に引き上げる方法

本を読むときに肝に命じておきたい、とても大切なことがあります。

 

それは「本を読んだだけでは何も変わらない」ということ。

 

一番大事なことは、本を読んで身につけた知識を実際に行動にうつして実践していくことです。

 

読書というのはインプットに過ぎません、一番大事なことはアウトプット(実践)することです。

 

またしても野球の話ですが、どれだけイチローの打撃理論を聞いたところで、素振りやバッティング練習をしなければ実際に打てるようにならないのと同じです。

 

ドラクエで村人やお城の人の話を聞きまくって、一向に敵やボスを倒しに行かないのと同じです。

 

本を読んだらぜひ実際に行動を起こしてください。

アウトプット(実践)の質を高めるためにインプット(読書)するというイメージです。

そしてこのインプット→アウトプットのサイクルが早いほど、成長の速度は早くなっていきます。

 

仕事が出来る人は、会社の仕事以外にも本からインプットをして仕事でアウトプットをしているからすごいスピードで成長しているわけです。(場合によってはセミナーなども行っている)

 

僕は20代のうちにこの事実に気づけて幸運でした。

 

 

小説なんかはこの限りではありませんが、仕事でいま以上の成果を出したいと思って本を読むのであれば、読んだら即行動を心がけましょう!

 

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