ワーホリに行きたい!
けど行ってから現地で失敗して後悔するのは嫌だなぁ・・・。
そんな悩みを抱えているあなたに、僕がアドバイスをします。
あなたが考えるワーホリで失敗する人とはどんな人だと思いますか?
英語力がない人?
実は英語力はワーホリを充実させるためにはそこまで関係がありません。
(もちろん英語力はあればあるほど選択肢が広がるのであるに越したことはないです)
僕は現在、奥さんと二人でカナダのバンフという街にワーホリできています。
バンフはこんな感じのカナディアンロッキー山脈に囲まれたカナダらしい街です。
大自然に囲まれていて、静かだし人は優しいしとても過ごしやすいところです。
もうすぐワーホリでカナダに来てから1年が経つので、これから行こうと悩んでいるあなたには経験者として色々とタメになる助言が出来ると思っています。
まったく見知らぬ土地、しかも言葉も違う海外に行って自分は果たして現地でやっていけるんだろうか?
ワーホリに行こうと考えみたのは良いものの、心の中でそういう不安が出てきますよね。
誰でも多かれ少なかれ未知の世界に飛び込むには勇気がいるものです。
なので今日は「ワーホリで挫折や失敗をする人としない人」の違いは何かについて話したいと思います。
僕が今まで出会ってきたワーホリの人たちで、「この人充実してるなぁ」っていう人と「この人は早く日本に帰りたそうだなぁ」っていう人両方に会ったことがあります。
その両者の差は何だろうと考えていくと、大きく2つの点で異なる部分があるなと感じました。
カンタンに言えば
①ポジティブであること
②自主性があること
この2つがあれば英語力がそんなになくてもワーホリに行って良かった!と思えるようになるはずです。
・ワーホリで上手く人といかない人の違い
・ワーホリを充実させるには
ワーホリで失敗しない人の特徴①「ポジティブである」
ワーホリで充実した生活を送っている人はポジティブな人が多いです。
海外での生活は日本とは文化や習慣が違うこともあり、戸惑うことが時々あります。
例えばワーホリの場合、ほとんどの人はシェアハウスで外国人を含む他の人たちと共同生活をおくることになると思うのですが、そういった環境を経験することがまず日本ではあまりないですよね。
それにいろいろな国の人が住んでいるので、生活サイクルやキッチン・バスルームなど設備の共用でも人によって使い方などに色んな違いがあります。
まあ基本的に海外の人は何をするにしてもテキトーです。笑
キッチンには食材出しっぱなしだし、バスルームも洗面台ビシャビシャだしみたいなことが多いです。
もちろん人によりますけどね。
僕なんか日本人の中ではかなりテキトーな部類ですが、そんな僕ですらドン引きするくらい彼らはテキトーです。
だから僕にとってはこれぐらいが心地良いんですけどね。笑
あとは海外でレストランなんかのお店に行った時のサービス(接客)は日本のように徹底されていないので、もし何かして欲しいことがあったら自分で伝えなくちゃいけない場面があります。
そういう時にその場では黙っといてお店を出てから「あの店はサービスが悪い」とか言うのはお門違いです、文化の違いですから。
あとこれは僕が実際に体験したことですが、カナダのバンクーバーからだいぶ山奥にあるホームステイ先へ行くため、日本でいう高速バスを事前に予約していました。
ところが当日乗り場に行ったらそのホームステイ先へ行く途中の道路が大規模な山火事で通行止めになっているからしばらく運休だと言われ、2ヶ月前から予定していたホームステイ先へ行けなくなってしまいました。
しかも通行止めがいつ解除されるかはわからんと言われ、事前に計画していたカナダでのプランは白紙になりました。笑
結局そこからバンクーバーのホテルに1週間ほど滞在し、その間全力でレジュメ(履歴書)を書いて求人に応募しまくって、何とかウィスラーという街で仕事をゲットして行き先を確保しました。
いやあの時は本当にどうなるかと思った・・・笑
何が言いたいかというと、大事なのはこういう状況になった時に「やっぱ日本のが住みやすいわ、海外ダメだわ」と思うか「世界には色んな人がいて色んな文化があるなー面白いなー」とか「まあなんとかなるっしょ」みたいに思えるかの違いです。
何でも前向きに捉えられる人はワーホリも楽しめるでしょう。あとは細かいことを気にしないテキトーな人も楽しめます。笑
逆に繊細で神経質だったりネガティブ思考な人は「もうなんなのコイツら!この国!」となってしまって日本に帰りたくなってしまうかもしれません。
ワーホリで失敗しない人の特徴②「自主性がある」
もう一つは「自主性がある人」です。
ワーホリでは特に誰もあなたにああしなさいこうしなさいとは言ってきません。
どこに行くのも何をするのも(法に触れなければ)自由です。
日本社会での環境って学生時代でも社会人になってもどちらかというとそれとは逆で、「こうでなきゃいけない」「こうじゃないとおかしい」みたいな風潮の中でみんな生きているので、何をしてもどこに行っても良いと言われると戸惑う人が多いんじゃないかと思います。
なので自分で「ここ行きたい!あれやりたい!」みたいに決めて、そのために住む場所とか仕事とかバケーションの計画とかを立てられる人はワーホリを楽しめる人です。
日本で例えるなら、あなたが東京に住んでいたとして、「よし!沖縄でちょっと1年くらい暮らしてみるか!」って言って行動に移せるかという感じに似ていますね。
沖縄の仕事調べて求人に応募して住む場所を確保してチケット取って。
もしくは何も決めないでとりあえず荷物まとめて現地に行ってみちゃうか。
ワーホリってやってることはそんな感じです。
それが日本語の通じない場所になった版みたいなイメージですね。
あとはあなたのワーホリの目的の1つに、もし「海外の人との交流」があるなら、これもまた自主性が必要です。
英語がそんなに話せなくても笑顔で自分から話しかけていかないと外国人の友達はたくさん出来ないでしょう。
海外に来て思いましたが、日本人(というかアジア系)はけっこうこういうコミュニケーションの取り方が苦手な人が多いなと感じます。
日本人は最初事務的な会話から相手の様子を探りつつ関係が始まって、徐々に仲良くなっていく感じが多いなと思います。
打ち解けるのに時間がかかりますよね。
僕もそうなんですけど。笑
海外で友達を作りたかったら、最初から仲の良い友達と話すくらいのテンションでいった方が良いです、それが彼らの普通くらいです。
ワーホリで失敗しない人になるには?
ワーホリが失敗になるのかならないのかはその結果自体ではなく、自分の受け取り方次第です。
僕の高速バスが運休になったくだりも、見る人によっては失敗に見えるでしょう。
でもそのおかげでウィスラーに辿り着き、そこのジャパレスが嫌すぎて(笑)必死に違う場所で仕事を探した結果バンフに来ることが出来たので僕は自分のワーホリに満足しています。

ワーホリに行って英語力を伸ばしたい!とかネイティブの友達を作りたい!というのが目的なら渡航には英語力が必須になってきますが、単純にワーホリを充実させたいという人は英語力自体はそこまで問題ではありません。
もっと大事なことは「ポジティブな思考」と「自主的に行動できるかどうか」この2つです。
なのでぶっちゃけてしまえばこの2つを持っている人はワーホリに行く前に「失敗したらどうしよう」なんて考えたりしません。
「とりあえず行ってみなきゃわかんないでしょ!」くらいに思っています。
この記事が目に止まったあなたはきっと石橋を叩いて渡る慎重派なんだと思いますが、ワーホリを充実したものにしたいなら恐がらずに未知の世界へ勇気を持って踏み込んでみましょう!
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